2009年08月24日

同潤会の写真集が届いた

『Design of Doujunkai―甦る都市の生活と記憶 同潤会アパートメント写真集 』が届いた。オールカラーで思っていたよりも厚く、これでこの値段なら買ってよかった。

階段、手すりのデザインや木の部分の質感、ドアノブや水洗金具の金属の色、窓の格子、マイナスネジ、まるい窓等など、とてもよい。ただひとつ醜いのは清砂通アパートメントに入っているほっかほっか亭の看板だ。今、この醜さが街中を侵蝕している。  

Posted by Blacken Darkin at 14:42古本・本

2009年08月15日

気付いたこと

『もう森へなんか行かない』は好きで何度か読んだのに、結構忘れていた。装幀(こんな漢字、今は使わない)の堀内誠一は聞いたことある名前だと思って検索してみたら、今展覧会がやっている。本も本屋で見たことがあった。血と薔薇に関わっていた人らしい。

カバーの版画の画像があった。Ivor Abrahamsのprivacy plotより。
http://www.tate.org.uk/servlet/ViewWork?cgroupid=999999961&workid=332&searchid=11920&tabview=image  

Posted by Blacken Darkin at 03:16古本・本

2009年08月14日

八月の給料日

熱心に探していたわけではないが、ないかなーという程度に古本屋に行ったらチェックしていた『もう森へなんか行かない』を見つけ、買った。給料日で金があったのと、相場よりは安かったのと、状態がとてもよかったのが重なった。状態が悪いか、あと千円高かったら迷ったと思う。

丁度去年の八月の給料日に、初めて宝塚のチケットを買ったのだった。興味持ち始めて数か月の初心者のつもりだったのに、もうすぐヅカ暦一年か。早いものだ。怖ろしい。初めて宝塚グラフを買ったときは見ても知らない人ばかりだったが、今なら『愛と青春の宝塚』の広告に載っているOGも顔と名前が一致する。  

Posted by Blacken Darkin at 23:29古本・本

2009年08月08日

電影少女

酒井法子で思い出すのは桂正和だ。検索してみるとこのようなものがあった。

桂正和は今回の酒井法子の件について何を思うのだろう?

『電影少女』は実家に置いてきたので今は読めないが、感動して泣いたよ。たしか、漫画の絵より現実の人間の方がかわいいことに気付いて『電影少女』から絵を変えたと何かで読んだ。  

Posted by Blacken Darkin at 22:30古本・本

2009年08月05日

恋は不意打ち

茂木健一郎の著書は一冊も持っていないし読んでいないのだが、タダ券をもらったので講演会に行った。色々な本をたくさん出していて胡散臭い人だと思っていたが、講演を聞くと偉ぶっていなくていい人そうだった。『脳は0.1秒で恋をする』(PHP研究所)の刊行記念の講演会だった。

ためらい、恥じらいは向こう側に行くと何かあるという予感で、これを持っているかどうかが女とおばさんの違い。ためらい、恥じらいをどれだけ持っているかが若さの指標。思春期の、これから俺はどうなるんだろうというざわつきが恋愛に近いとのこと。私は精神年齢18才なのだが、全くその通り裏付けられた感じだ。

恋愛、結婚を目的にするのが間違いで、恋は不意打ちが最高で、どこに出会いがあるか分からない。ナンパではなく人間的興味を持って、ちょっと打ち解けることができる会話のきっかけの技術が重要とのことだ。

私は大分痩せて、以前よりは服に気を遣って、他の人からもそのことを指摘された。宝塚を観に行くならポニョポニョしているよりスラリとしていた方がいいかなというのはあるのだが。mixiによくダイエットのお茶の人がいるが、そんなもの飲まなくても一発で痩せたね。痩せたくてもなかなか痩せられなかったが。これを見て、轟悠を目指して頑張ろうと思えば痩せられるよ。



やはりいいな。最初、動画はひとつだったのだが増えた。  

Posted by Blacken Darkin at 23:49古本・本

2009年07月29日

夢・果実

以前、この出版社が日本文学にお姉ちゃん(野郎のもあるのか)の表紙とグラビアを付けたものを出していたが、そんなの新潮文庫や岩波文庫でいいじゃないかという感じだった。だが、最近出たものはテーマに沿ったアンソロジーになっていて、面白いと思う。値段も高くないし、写真も前よりいい。
  

Posted by Blacken Darkin at 22:56古本・本

2009年07月22日

結局古本/靴

一昨日、松屋浅草の古本まつりに行った。去年の今頃も行った。今年は本は控えようと思い、行かないつもりだったが、浅草は靴問屋が多くて靴が安いとの情報があり、結局古本まつりにも行った。

それほど散財はしなかった。彩色写真のアンティーク・ポストカードの本『セピア色の少女たち』(シティ出版)を見つけた。アマゾンでは高めだが、状態が悪くて安かった。あと買ったのは夜想の特集・マヌカン特集・ユートピアだ。マヌカンは時々見かけ、前から欲しかったが大抵高かった。ユートピアは初めて見た。面白い図版が多い。

私が行った日は祝日だったので靴問屋は閉まっていたが、アーケードを歩くと確かに靴屋が多く、安かった。イタリア製のいい色の靴でサイズが一種類しかないので安くなっていたものが丁度いいサイズだった。それを買い、暑くて人が多かったので早めに帰った。

上の階に山猿どもが棲みつき深夜早朝にキーキー五月蝿かったのが明日出て行くとのことで、嬉しい。やっと安眠できそうだ。  
タグ :彩色写真

Posted by Blacken Darkin at 03:01古本・本

2009年07月03日

ベル・エポックの女たち

彩色写真の本はネットや古本屋や図書館で色々見たが、全然知らなかったものを見つけた。『ベル・エポックの女たち』海野弘 マサコ・タエロン 平凡社)にはモノクロ写真の方が多いが、彩色写真も結構ある。

サラ・ベルナール、リアーヌ・ド・プージー、マタ・ハリ等、きらびやかな衣裳の女優やダンサー、絵と人物写真の組合せのアール・ヌーヴォーのデザインポストカード等が色々載っている。中でも特に変わっているのはシュルレアリスムのポストカードで、キャベツ畑のたくさんのキャベツから赤ん坊が顔を出しているものや、ネクタイに女が重なっているもの、男の片眼鏡に男女(恋の妄想)が映っているもの、指の上に女が乗っているもの、月に腰かける女等など色々ある。

  
タグ :彩色写真

Posted by Blacken Darkin at 22:23古本・本

2009年06月23日

復刻こがね丸

復刻版の『こがね丸』があるらしいと噂は聞いていて、即売会で見つけた。結構前の話だが。色もデザインもかわいい箱だ。裏は牛の絵だ。

上に原作こがね丸、下に三十年目書き直しこがね丸が載っている。
  

Posted by Blacken Darkin at 23:56古本・本

2009年06月09日

『昭和幻燈館』を聴く 第三回「鵼のごとく」他

▲『昭和幻燈館』を聴く 第三回
「鵼のごとく」
昭和維新の歌
 http://www.youtube.com/watch?v=kmqNFiOcP30

「あんたとあたいのブルース」
港が見える丘
 http://www.youtube.com/watch?v=gc5TZJxg4CE
君待てども
 http://www.youtube.com/watch?v=XAOAHY7Y41I
悲しき竹笛
 http://www.youtube.com/watch?v=ZsmSlyd_spQ
黒いパイプ
 http://www.youtube.com/watch?v=sNXC6cIyDtI
東京の花売娘
 http://www.youtube.com/watch?v=hzgvujyEyfk
港に灯りの点る頃
 http://www.youtube.com/watch?v=anyOEBBvZ1A
林檎の樹の下で
 http://www.youtube.com/watch?v=GC4OlNQ6M9A
カプリ島
 http://www.youtube.com/watch?v=wbFGOqrJs3g
涙の乾杯
 http://www.youtube.com/watch?v=70VHesFMKqE
白い船のいる港
 http://www.youtube.com/watch?v=W3W4cXIbKRE
瀬戸の花嫁
 http://www.youtube.com/watch?v=awFOiSQiuTM


  
タグ :昭和幻燈館

Posted by Blacken Darkin at 22:35古本・本

2009年06月04日

N.U.D.E.@/ガラテイア2.2

私はゲームをほとんどやらない。部屋にファミコンがあるが、懐かしいから極たまにやるだけだ。だが最近、ヤフオクでXBOXを安く買った。360ではない。前から気になっていたN.U.D.E.@をやりたかったからだ。少女ロボット育成もので、萌え系ではないキレイめでSFっぽいデザインが好みだ。始めたばかりで、まだたいして面白くないのだが、アマゾンのレビューにある、全部クリアしてからがすごいというのが興味ある。

Xbox「N.U.D.E.@ Natural Ultimate Digital Experiment」
“P.A.S.S.”を育てる楽しみから、コミュニケーションへ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030424/nude.htm



人工網膜、人工皮膚等の設定のマニアックさは『未来のイヴ』を思わせる。マイクで話しかけるという、傍から見たらアブナイ人のようなゲームだが、小さな声でも反応する。実際にやってみて、『ガラテイア2.2』リチャード・パワーズ みすず書房)を連想した。


  
タグ :人形

Posted by Blacken Darkin at 20:34古本・本

2009年05月27日

ダ・ヴィンチが発明したロボット!

ロボット、自動人形好きとしてはこの本、かなり面白そうなのだが、こんなに高いのでは買えないよ。ソフトカバーでいいからもう少し安ければいいのに。
  
タグ :人形

Posted by Blacken Darkin at 18:29古本・本

2009年05月21日

『昭和幻燈館』を聴く 第二回「犯罪者への夢」他

▲『昭和幻燈館』を聴く 第二回
「犯罪者への夢」
リンゴの唄
 http://www.youtube.com/watch?v=fqkeIY553bI

「人攫いの午後」



「侏儒と軍服」
  
タグ :昭和幻燈館

Posted by Blacken Darkin at 21:18古本・本

2009年05月20日

大正・昭和の乙女デザイン

この本は少々いいお値段だが、厚くてきれいな絵が色々載っている。高畠華宵、竹久夢二、東郷青児、中原淳一、蕗谷虹児など有名どころ、最近はメジャーになった小林かいちの他に全然知らない人もたくさんいる。妖精、花、クリスマス、小鳥など等、大正期にはやったイメージが載っていて、人魚が結構あるのが嬉しい。

井上マリヤの顔のあるチューリップの暗くて素朴な絵が寂しげでいい。「月の砂漠」の作詞をした加藤まさをは抒情画も描いた。西洋の羽のある妖精とは違う、花の精の絵がかわいい。たんぽぽの綿毛につかまって飛んでいる絵が面白い。単色の大人っぽい絵もある。単色の楽譜が美しい山田まがねを気に入った。多作だが詳細は不明の人物だ。




  
タグ :大正

Posted by Blacken Darkin at 22:44古本・本

2009年05月17日

『昭和幻燈館』を聴く 第一回「赤い靴の秘密」

『昭和幻燈館』久世光彦 中公文庫)を読んだ。昔、ドラマを作っていた人というのは知っていても、どのような人なのかは知らなかった。川本三郎の解説にこうある。

暗いもの、消えていくもの、滅んでいくもの、あるいは薄暗がりのなかに身を潜めているもの。久世光彦はそうした虚弱なものに惹かれていく。だからこの本は、“隠花植物のコレクション”“人形の標本箱”ということもいえるかもしれない。

ヴィスコンティ、宝塚、弥生美術館、彩色写真など私の好きなものがいくつか出てくるし、この本で知ったことも色々ある。ただ、よく出てくる音楽についてはほとんど知らない。これらを集めていこうと思う。

▲『昭和幻燈館』を聴く 第一回「赤い靴の秘密」
港が見える丘
 http://www.youtube.com/watch?v=SYQjyWazd4c
モンテカルロの一夜
 http://www.youtube.com/watch?v=p7hswM4H2hM
 http://www.youtube.com/watch?v=F1fcb0c51CA
嘆きの天使
 http://www.youtube.com/watch?v=vPrVYbatYk4
赤い靴
 http://www.youtube.com/watch?v=37U1YU5Lfps  
タグ :昭和幻燈館

Posted by Blacken Darkin at 22:18古本・本

2009年05月13日

明治期のヌード&セクシー

先日注文した本が届いた。『明治期のポルノグラフィ』を検索して見つけた同じシリーズ、同じ編者の『明治期の海水着美人』も一緒に買った。後者の方がモデルが清楚で、色が淡くてきれいだ。外国人向けの土産用絵はがきは和装女性が人気で、海水着は珍しいそうだ。水着は戦後の言葉で、昔は海水着と呼んだ。

体型が現代とは全然違う。最近知ったことだが、食べ物の栄養状態が変わったから以外に、寄生虫がいなくなったからという理由もあるらしい。寄生虫がいるとその分栄養が取られてしまう。

タイトルは週刊誌風にしてみた。タレント数名の名前の後に大きく「ヌード」と書いてあって、よく見るとそのあとに小さく「&セクシー」と書いてあることがある。
  
タグ :彩色写真

Posted by Blacken Darkin at 21:51古本・本

2009年05月11日

最近の彩色写真趣味

先日行った池袋古書館に実物の彩色絵はがきがたくさん売っていた。じっくりと吟味に吟味を重ねた末、結局買わなかった。本当に気に入ったものがあればすぐにでも買いたいのだが。

阿佐ヶ谷の古本屋で『明治期のポルノグラフィ (フォトミュゼ)』(新潮社 石黒敬章) を見かけた。ビニールがかかっていたが直感で彩色写真があるような気がして中身を確認させてもらったところ、やはりあった。高めだったのですぐには買わなかった。アマゾンの方が安かったので、そちらで買った。確認させてくれてありがとう。

記事は増えていませんが、リンクと本を時々追加しています。
彩色写真館
http://handcolored.blog.so-net.ne.jp/  
タグ :彩色写真

Posted by Blacken Darkin at 23:29古本・本

2009年05月09日

グラディーヴァ

『グラディーヴァ/妄想と夢』(作品社)はイェンゼンの「グラディーヴァ―あるポンペイの幻想小説」とフロイトの「『グラディーヴァ』における妄想と夢」が収録されていて、まずは小説を読んだ。メリメの「イールのヴィーナス」、ホフマンの「砂男」、ヴィリエ・ド・リラダンの『未来のイヴ』jに連なるピグマリオン、機械の花嫁テーマであり、ルートヴィッヒⅡ世ノヴァーリスの『青い花』から連想されるドイツの妄想家の系譜でもある。

『マネキン 笑わないイヴたち』収録の「マネキンのエロティシズム」で池内紀は「目の人」という言葉を使っているが、この作品に関しては「脳内の人」と呼んだ方が正確だろう。若き考古学者ノルベルト・ハーノルトは古代ローマの浮彫(レリーフ)の女性に魅了される。その姿から「あゆみゆく女」という意味の「グラディーヴァ」と名付ける。右足の足裏とかかとがほぼ垂直になっていることから、実際の女性の歩き方を観察する。この段階はまだ「目の人」と呼んでいい。だが、ある日突然、ポンペイの娘だと気付き、ポンペイを彷徨い、夢で娘と何度も会う。気付いた、思った、感じたという表現が多い。怪奇的でも退廃的でもなく、イタリアが舞台だけあって明るく、ハッピーエンドだが、妄想の暴走はかなり激しい、ステキな小説だ。途中まで読んでかなり気に入った。笑ったのは、浮彫像から勝手に色々妄想してドイツからポンペイまで来て彷徨っている主人公が蜥蜴を探している老紳士に会うところだ。「なんというばかげきった企てのために、人びとははるばるポンペイまで旅をする気になるのだろうか」とあるのだが、オマエモナーという感じだ。

角川文庫にはポンペイの地図が付いている。
  

Posted by Blacken Darkin at 23:09古本・本

2009年05月07日

マネキンのエロティシズム

以前も触れた『マネキン 笑わないイヴたち』収録の「マネキンのエロティシズム」で池内紀は、像に恋する、つくりものに盲(めし)いた男たち、ピグマリオン、機械の花嫁テーマの作品について書いていて、「目の人」という言葉を使っている。それは解る気がする。逆に、女性は声とか言葉の方に敏感なように感じる。

メリメの「イールのヴィーナス」、ホフマンの「砂男」、ヴィリエ・ド・リラダンの『未来のイヴ』は文庫で手に入れやすいが、W・イェンゼンの『グラディーヴァ』は知らなかったので図書館で借りて、今読んでいる。作品社から出ている種村季弘訳は全然出回っていない。角川文庫『グラディヴァ』は探せばありそうだ。  
タグ :人形

Posted by Blacken Darkin at 23:51古本・本

2009年05月06日

『シラノ』観に行く予定

以前から『シラノ・ド・ベルジュラック』の話は好きだし、作曲は『スカーレット・ピンパーネル』のフランク・ワイルドホーンなので観たいとは思っていたが、高いので迷っていたのを安めのチケットを買って行くことにした。
Gascons- Frank Wildhorn`s CYRANO (Demo Recording)
 http://www.youtube.com/watch?v=A_sEXhvN3PA
Alone- Frank Wildhorn`s Cyrano (demo Recording)
 http://www.youtube.com/watch?v=Owq-vSudC4w

『シラノ』の動画を探していて、見たことのない『ドラキュラ』の動画も見つけたので追加しておいた。これ、かっこよい。あと、宝塚の『蒼いくちづけ』の動画はないのだが、紫苑ゆうのサヨナラショーで二曲歌っているのを見つけたので、以前追加した。

ミュージカル 吸血鬼

『シラノ・ド・ベルジュラック』を好きになったきっかけは、『シネマ頭脳』(フィルムアート社)でジャン=ポール・ラブノー監督の映画をとても褒めていたことだった。DVDになっていないようだ。『シネマ頭脳』は映画をただ観るだけではなく言葉で批評しようといういい内容の本なのだが、「~ってわけ。」が頻出する訳が気に喰わなくて、重要なところだけ書写して売り払った。私は滅多に本を売らないのに。シラノと云えば『二人のガスコン』佐藤賢一 講談社文庫)は途中まで読んで中断している。性格が全然違うシラノとダルタニャンが共同で秘密の作戦にあたる面白い話だ。  

Posted by Blacken Darkin at 20:26古本・本